一般:¥1,800
大学生:¥1,500
シニア:¥1,200
映画の日 | 毎月1日(どなたでも) | ¥1,200 |
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ジャック&ベティデー | 毎週水曜日(どなたでも) | ¥1,200 |
会員割引デー | 毎週木曜日 | 会員カード提示でご本人 ¥1,100 |
レイトショー割引さらに一般J&B会員割引の併用もOKです 一般会員は¥1,200で鑑賞できます! | 適用作品※該当作品は、劇場スケジュール、HPなどでお報せいたします。 ※レイトの時間帯でも、適用されない作品もございます。ご了承ください。 | 一般 ¥1,500 大専 ¥1,200 |
ペア50割引 | 男女問わずどちらか50歳以上のペア | 2人で ¥2,400 |
高校生割引 | 高校生終日 | 1人 ¥1,000 |
しょうがい者割引 | 障害者手帳ご提示で、ご本人様と付添の方1名様 | 1人 ¥1,000 |
シニア割引 | 60歳以上のシニアは割引がございます。各作品の料金のシニア欄をご参照ください。 |
「シネマ・ジャック&ベティ」で古きを感じ大人を感じた青春時代
横浜にあるミニシアターで、最も僕が通い詰めたのが「シネマ・ジャック&ベティ」だ。僕は現在23歳で、現在も映画を中心としたライター活動をしている。2010年代後半、高校生の頃の自分は、アルバイトをしてお金を稼ぎ、その小遣いを大半は映画に使っていた。そして、さまざまな映画館を訪れた中でも、最も頻繁に足を運んでいたのが「シネマ・ジャック&ベティ」だった。
当時の僕は友人や彼女もいたのだが、高校生活以外ではあまり遊んでこなかった。一人で電車に乗り、一人で映画館に行くことが幸せで、もしかしたらそんな自分に酔っていた節すらある。「こんな古い映画館に高校生一人で来るなんて、俺ってイケてるかも」とね。笑
もちろん「この映画が見たい」「映画館の雰囲気を味わいたい」という想いが前提なのだが、「シネマ・ジャック&ベティ」に足を踏み入れると、どうも大人の仲間入りをしたように感じた。それは多分、古き時代にタイムスリップできる建物と内装が大きく関係している。
「シネマ・ジャック&ベティ」は、1952年に前身となる「横浜名画座」を引き継ぎ、1991年に開館した。2005年に閉館を余儀なくされるも、2007年に若い世代によって引き継がれ、再び開館した。この歴史の中には、創造と衰退、復活があり、神話のような物語が紡がれているのだ。
そんな歴史あるミニシアターに足を踏み入れることで、古き時代を感じ、高校生の僕は大人になれたように感じた。そして、いつもスクリーンに足を踏み入れると、僕の世代よりも何世代も上の大人たちが座っており、ちょっぴり恥ずかしい気もしながら、ちょっぴり得意だった。
シネマ・ジャック&ベティと僕と現在
この記事を公開する2024年7月現在、僕は23歳から24歳になろうとしている。高校生時代から、すでに6年もの月日が流れようとしているのだ。なんとも切ない。
「シネマ・ジャック&ベティ」には、今でもたまに行っている。劇場が主催するイベントにもしばしば参加させていただいており、楽しい時間を過ごしているのだが、引っ越しをした関係で頻繁には行けなくなってしまった。
それでも「シネマ・ジャック&ベティ」にかかった映画で、自分が観たい作品であれば行くようにしている。このミニシアターが、僕の青春でもあり、思い出の地でもあるから。
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