映画偏愛レビュー– category –
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『侍タイムスリッパー』の面白さを映画を観ない“妻”で物語る※ネタバレなし・レビュー
2024年8月17日、池袋シネマ・ロサに“侍”が降り立った。やがてその侍は話題を呼び、全国の大手シネコンで上映されるまでにいたる。2025年、第48回日本アカデミー賞では見事 最優秀作品賞に輝き、インディーズ映画でありながらも凄まじい快挙を成し遂げた。 ... -
映画『キャロル』の考察レビュー|キャロルの旦那は“悪”なのか?いや…
不倫とひとえに言ってしまえば、世の中的には少々「悪者扱い」だが、映画はそれを美しく美化することができる。 デヴィット・リーン監督が描いた純真な不倫の物語『逢びき』と同じく、亭主を持ちながらも別の人を愛してしまう女性を描いたのが『キャロル』... -
辻野正樹監督『北浦兄弟』ネタバレなし最速レビュー「こんな笑える映画は久しぶり」
『北浦兄弟』は、「不謹慎な爆笑映画」とでも言っておこうか。物語は父親殺しから始まり、ダーク調の設定とは裏腹に笑いをふんだんに混ぜ合わせたコメディ映画が本作である。 辻野正樹監督から試写会にお誘いいただいたのだが、まさか劇場でこんなに肩を揺... -
『A.I.』レビュー|スティーブン・スピルバーグ監督がキューブリックの草案を映画化
スティーブン・スピルバーグ監督と聞いて、大衆向けの娯楽映画を思い浮かべたあなたは、この監督にダーク(闇)なイメージは抱かなかったのではないだろうか。 反対に、スタンリー・キューブリック監督と聞くと、途端にメッセージ性の強い暗く暗雲たちこめ... -
「逢びき」考察レビュー|映画史上もっとも純粋な不倫
「アラビアのロレンス」を手がけた巨匠、デヴィット・リーン監督が描く純情な不倫の物語。1946年の第一回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた作品でもある。 本作は、個人的に近年観た映画の中でも、TOP3に入るほど心に残った作品。言葉の卓越性と演者の... -
ティム・バートン「マーズ・アタック!」まず観てほしいSF映画
「マーズ・アタック!」は、1996年に制作されジャック・ニコルソン主演のSFコメディ。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」や「ビートルジュース」、「シザーハンズ」、「バットマン」シリーズでお馴染みのティム・バートンが監督を務めている。 引用:... -
映画『ジュリアン』から僕らは不機嫌や癇癪の恐ろしさを学ぶ
フランスで脚光を浴び、第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した『ジュリアン』。監督は、2013年にアカデミー賞短編映画賞にノミネートされた「Just Before Losing Everything(すべてを失う前に)」のグザヴィエ・ルグラン。『ジュリアン』はこ... -
『ア・ゴースト・ストーリー』のメモの内容とは何だったのか※ネタバレあり
長尺のシーンに長い間。現代には決してそぐわないであろう作品だが、僕はとても好きだった。 今回は「ア・ゴースト・ストーリー」の中で、M(ルーニー・マーラ)が残したメモの内容について、感想とともに考察をしていきたいと思う。妻が残したメモは、“あ... -
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」映画初出演のドミニク・セッサに監督が観せたものとは…【最速レビュー!】
僕は、この映画が大好きだ。 先日東京飯田橋にあるKADOKAWAさんで、試写会に参加した。大勢の観客を前に、ノストラジックに包まれた70年代のアメリカが映し出されたのだが、誰もがこの作品に笑みをこぼし、心を掴まれたことだろうと思う。 今回のレビュー... -
「マッドマックス:フュリオサ」見どころ解説!監督が語るリピート必須の理由とは?
すでに日本でも話題となっている「マッドマックス:フュリオサ」を、公開初日にIMAXにて観賞してきた。前作の「怒りのデス・ロード」で大活躍した大隊長フュリオサの過去を赤裸々にした本作だが、前作と並ぶかそれ以上の傑作であった。 今回はマッドマック...
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