みくと– Author –
みくと
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映画偏愛レビュー
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」映画初出演のドミニク・セッサに監督が観せたものとは…【最速レビュー!】
僕は、この映画が大好きだ。 先日東京飯田橋にあるKADOKAWAさんで、試写会に参加した。大勢の観客を前に、ノストラジックに包まれた70年代のアメリカが映し出されたのだが、誰もがこの作品に笑みをこぼし、心を掴まれたことだろうと思う。 今回のレビュー... -
映画偏愛レビュー
「マッドマックス:フュリオサ」見どころ解説!監督が語るリピート必須の理由とは?
すでに日本でも話題となっている「マッドマックス:フュリオサ」を、公開初日にIMAXにて観賞してきた。前作の「怒りのデス・ロード」で大活躍した大隊長フュリオサの過去を赤裸々にした本作だが、前作と並ぶかそれ以上の傑作であった。 今回はマッドマック... -
映画コラム
変わり者だらけのこの世の中で、僕はどう生きるのか。
幼少期から「変わり者」と呼ばれていた。妙に大人びていて何を考えているかわからない目。好き嫌いをハッキリと言いつける災いの口。小中高と、必ず先生と喧嘩したり問題を起こしていたりした。 今では常識という仮面を身につけられるほどにはなったが、そ... -
映画コラム
映画と映画館が僕のアイデンティティ
中学の頃はすでにジブリが大好きで、洋画をちょくちょく見始めていた。母の知り合いのおばさんが「ショーシャンクの空に」と「リトルミスサンシャイン」を含めたDVDを、4つくらい貸してくれたのがきっかけだったか、あるいは親友と観に行った「アメイジン... -
映画コラム
映画館の価値を考える/映画館でしか味わえない別世界への瞬間移動
僕が高校一年生のときだった。新卒くらいの若い非常勤の先生が、保健の授業中にこんな言葉を言い放った。 「映画館で映画を観るやつはバカだ。俺は観たい映画は映画館に行かず、DVDでレンタルできるまで待つ。レンタルして家で見れば、映画館でお金を払う... -
映画偏愛レビュー
マリオンはヴィム・ヴェンダース監督の実の彼女だった?「ベリリン、天使の詩」を偏愛レビュー!
良い映画を観たあとは、宙に浮くほど気持ちが良い。 実家に帰ったときに、リビングにある70インチのどでかいテレビで「ベルリン、天使の詩」を観たのだが、静かに座席に沈み込んでいくような興味深い作品だった。 この映画は、天使が人間の女性に恋をする... -
映画偏愛レビュー
「猿の惑星 キングダム」猿側の視点で描かれる猿(エイプ)ドラマ/考察レビュー
出典:映画.com 「猿の惑星 キングダム」あらすじ 映画史に残る神話的名作シリーズ『猿の惑星』完全新作! 今から300年後の世界、猿たちは絶対的支配を目論み、巨大な帝国<キングダム>を築こうとしていた。一方、人類は退化し、まるで野生動物のような存... -
映画偏愛レビュー
「システム・クラッシャー」ラストのシーンを考察/こんな鮮烈で心がズキズキする作品は久しぶりだ。
「システム・クラッシャー」あらすじ 嵐のような9歳の女の子ベニー。幼少期、父親から受けた暴力的トラウマ(赤ん坊の時に、おむつを顔に押し付けられた)を十字架のように背負い手の付けようのない暴れん坊になる。里親、グループホーム、特別支援学校、... -
映画偏愛レビュー
「パターソン」日常を慈しむ傑作映画/双子が暗示するものと詩情的な日常の変化
本編の結末に関わるネタバレはありませんが、本編の内容は含まれます。 パターソンは、僕が愛してやまない映画の一つだ。日常をこれほどまでに慈しめる映画はない。 このコラムでは、パターソンの劇中に出てくる双子の意味や、この映画の本質について僕な... -
映画偏愛レビュー
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」映画オタクが最速レビュー!ネタバレなし!
こんにちは、映画が大好きミニマリストのみくとです。 本日は僕が大好きな俳優のティモシー・シャラメが主演する「ウォンカとチョコレート工場の秘密」を観てきた感想をお伝えしていこうと思います。 ネタバレなしのレビューとあらすじ紹介! また、本作を...